Cybozu Days 2018 大阪に行ってきました

当社はサイボウズ社のパートナーをやってます(cybozu.comも取り扱ってます!)。
そんな縁もあって例年Cybozu Daysの大阪開催には参加しています。
いつもはパートナーミーティングのある日の方に行ってくるのですが、今回パートナーミーティングのある2日目は「働き方改革」をテーマにしたセッション中心で、私的にはわりとどうでもいいのでプロダクトメインの1日目だけ行ってきました。
もし「働き方改革」にご興味があるようでしたらその旨ご意見くださいませ。2日目に参加したライターもおりますのでそちらに記事を書いてもらいますよ!

おことわり
例によって超主観的なレポートです。詳しい内容はサイボウズさんが別途ブログに書かれるそうなのでそちらを見ていただいたほうがいいのではないかと思います。

Cybozu Days 2018 大阪 基調講演

そんなわけで、12/3 Cybozu Days 2018 スタート。 13:00からのサイボウズ社の社長の青野さんの基調講演開始前の風景。ビジネス用アプリケーションとは思えないシャレオツな会場。
待ち時間にスクリーンに表示される「なぞなぞ」がちょっと楽しかった。

CybozuDays大阪2018基調講演
CybozuDays大阪2018基調講演

内容のメインはサイボウズという会社の説明、なんとなーくお客様向けというより株主向け風。
「サイボウズはこんなにすごい」「すごくないですよ、別に普通ですよ?(・∀・)」・・・そう聞こえてしまうのは僻みがはいっているからかも(ゴメンナサイ)。
「公平性より個性」という言葉が心に残りました。
なんというか、メッセージングが上手い経営者はなにをやっても成功するんじゃなかろうか、とか。

そして『働き方改革』による効果が目に見えてわかる情報が提示される。
どーんっ!

サイボウズ社成長と離職率
サイボウズ社成長と離職率

2005年の離職率25%。さらにその後に来る売上の成長停止。働き方改革を進め離職率が下がるとともに、売上の成長も伸びていくというすごくわかりやすいグラフ。はいお見事。
もちろん『働き方改革』とか行わずに同じような成長曲線を描く企業は他にもいるでしょう。
けれど離職率が下がることで長く働く社員が増え、企業文化が形つくられ醸成され継承されていくことで、成長を持続しやすい企業体質となるのではないか・・・と思いました。

その後はサイボウズOffice、サイボウズGaroon(ガルーン)、メールワイズ、kintone(キントーン)という各プロダクトの説明。この4プロダクトは「サイボウズ社」的にはすべて「グループウェア」と呼ぶことにしたようです。たしかに「チームワークのために利用するツール」という意味では「グループウェア」と言えますね。人によっては違和感はありそうですが個人的にはすごく腑に落ちました。
サイボウズさんは現在すでに売上の70%がサブスクリプションモデルになっているそうです。よく言われる「所有から利用へ」という潮流は広く取り入れられているようです。

サイボウズ各プロダクトのトピックスを少々

  • サイボウズGaroon
    • 300人以上の大組織用アプリだがクラウド利用が非常に伸びている
    • チャットボットで予定を登録したり確認したりするサードパーティアプリは、昔ながらのグループウェアにモダンなUIを付与するという意味でなかなかユニーク
    • 同じくサードパーティアプリで残業の把握や部門ごとの行動分析/把握するというものも今風
  • メールワイズ
    • この5年で急激にクラウド版が伸びている(現在約7,500社が利用、うち60%以上がクラウド利用)
    • サイボウズ社の営業部門でも利用中
  • kintone
    • サイボウズ社的にはkintoneもグループウェア
    • 契約社数10,000社突破
    • 稼働中アプリは75万
    • 認定アソシエイト(資格者)は264人
    • 来年モバイル版の画面最適化を予定
    • LINE WORKSからkintone、kintoneからslack等メッセージングアプリとの連携

はじめてのサイボウズ入門

2コマ目は各プロダクトの概要説明を選択しました。3コマ目の「活用事例」を選ぶにはここしかなかったので参加したのですがサイボウズ製品がはじめてではない私はなんとなく場違い感。

はじめてのサイボウズ入門
はじめてのサイボウズ入門

「サイボウズOfficeを使ったことある人」での挙手がパラパラと数名。サイボウズLiveからの移行の話でちょっと空気が変わった感があったので、現在所属組織でサイボウズLiveを利用していて来年のサービス終了に際して対応を困っておられる層はけっこういらっしゃるんだなぁと。

詳しいセッション内容は前述した各プロダクトのトピックスと重複するので省略しますが、
サイボウズOfficeについて「手帳やスマホにあるカレンダーのようなもの」「欧米ではGoogleカレンダーみたいに自分の予定が見られればいい。日本人は他の人の予定を見たいという傾向がある。」という話をされていて、ちょっと苦しい説明だなぁと思いました。この『G Suit / Office365ではなくサイボウズ/デスクネッツを選ぶべき理由』が僕自身しっくりくるものがないので、ぜひメーカーさんにはうまいトークを考えていただきたいなぁと思います(逆の『G Suit / Office365を選ぶべき理由』は語る自信はありますが残念ながら弊社取扱いは今のところないもので)。

危機を乗り越えた中小企業が語る、サイボウズOffice活用例

サイボウズOffice活用例

3コマ目。いろんな地域の比較的小規模な導入企業の事例です。それぞれの発表内容は、現場の問題/課題に対してツールを使って低コストに解決する・・・というすごく良い事例であるし、発表していただいた各企業の担当者の方々も「なにをして」「どんな成果があった」を非常にわかりやすく説明していただいたと思います。
でもこのタイトル『危機を乗り越えた』はちょっと表現が誇張し過ぎなんじゃない?と思いました。

ナニワトモアレ、すごくいい感じのプレゼン資料はここからダウンロードできます。

サイボウズ自身はどう使ってるの?多様な働き方を実現するグループウェア活用法を大公開

最後に4コマ目(実際には5コマ目にもセッションがありましたが)、サイボウズ社での活用事例です。

サイボウズさんのグループウェア活用例

さすがに開発元だけあってがっつり活用されています。詳しくは資料を・・・と言いたいところなのですが、このセッション資料はFacebookグループの『【セミナー参加者限定】働き方改革コミュニティ powered by Cybozu』に参加しないと入手できないようです。グループそのものも非公開グループです。したがってセッション内容をこういう場でレポートしていいかどうか不明ですので「内容としては非常に面白かった」とだけ。
ただしFacebookのグループですので自分の登録情報(個人情報)は先方に伝わりますし、このグループに所属するということはそういう考え方に賛同していると捉えられる可能性もあります。他に誰がこのグループに所属しているかもわかります。セッションの内容が知りたい方はそれを理解した上で参加してダウンロードしてくださいね。
※サイボウズさんにそういう意図はないのかもしれませんが、人によってはそう捉える人がいるかもしれない、ということです。

Cybozu Days 2018 大阪に参加した所感など

特に4コマ目のサイボウズ社の事例でも思いましたが、プロダクトの紹介と啓蒙活動は明確に分けていただきたいなと思いました。もちろん「こういう思い」で「このプロダクトを開発した」という「思い」を伝えることは大事です。「こういう社会にしたい」という崇高な理想を喧伝したい気持ちもわかります。
しかしこのイベントは「それ」を理解して来場している人ばかりではありません。現実に差し迫った課題の山をこなしていくので精一杯の方々のほうが多いのではないでしょうか。あるいは真っ白な状態で「チームワーク」というものに興味を抱いて来場されている方もいるでしょう。そんな方たちがフラットに製品を評価、検討できない空気感がちょっとなんとも言えない感じでした。このCybozu Daysというイベント、回を追うごとに「プロダクト紹介から啓蒙へ」という傾向が顕著になっているような気がします。それもあってか今回はわざわざ1日目が「プロダクト」、2日目が「働き方改革」とテーマを分けてあったので1日目はガッツりサイボウズさんのプロダクトのお話が聞きたかったなと感じました。

私も「楽しいは正義」だと思いますし「働き方改革」が急速に実現する社会を望みたいです。でも望まない人もいるし、もっとつきつめれば望んでいることを表明するだけで不利益を被る人もいます。本当に中小企業のこと、中小企業ではたらく人のことを考えてくれているならもう少し実際に使うユーザ向けイベントだったらな、と。
・・・と、どうしてもサイボウズや毎年Cybozu Daysに参加するファンとしては批判的な表現になってしまうので、あまりこの記事を書きたくなれずタイムリーな時期に公開できなくて申し訳ございません。
いろいろ厳しい記事を書かさせていただきましたが、私自身はたぶん20年来くらいのサイボウズファンです。これからもバンバン売らせていただきますのでご容赦お願いいたしますm(__)m